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Antoine Bourdelle

アントワーヌ・ブールデル

1861-1929 / フランス

アントワーヌ・ブールデル
「弓をひくヘラクレス(習作)」ブロンズ 1909年
(国立西洋美術館)

フランスのタルヌ=エ=ガロンヌ県モントーバンに生まれる。家具職人の父親の手伝いをしたのち、13歳でトゥールーズの美術学校に通って彫刻を学ぶ。1884年にパリの国立美術学校に入学するものの、アカデミックな教育に満足できず2年で退学。1893年にロダンの助手となった。同い年のマイヨールをはじめ、多くの優れた芸術家を育てた師への敬愛は深く、およそ15年にわたり彼のアトリエに勤め、いくつかの大理石彫刻の下彫りを行っている。
引き締まった筋肉、力強い動きなど、生命力と躍動感にみなぎるダイナミックな人体表現を追求。ゴシック彫刻やアルカイック期のギリシャ彫刻に学び、簡潔で明快な構造を持った像を制作した。1888年に最初のベートーベン像を制作し、その後も生涯にわたって作り続けるなど、モニュメンタルで男性的な肖像や記念像を多く残している。1924年フランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章を受章。

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