NUKAGA GALLERYはアートフェア東京2019(3月7日(木)~10日(日)開催)に出展いたします。
戦後1950年代にフランスへ渡り、当時ヨーロッパを席捲していた美術運動“アンフォルメル”に身を投じた菅井汲、堂本尚郎、今井俊満の作品を展示いたします。
第二次世界大戦の戦禍の中から、近代的合理主義に対する否定の美術の一つとして、戦争の暴力性や無慈悲性を直接体験したアーティストらによって生み出されたアンフォルメル。混沌とした世界に生きながら、描くことで生命の根源を探求し、厚塗りの画面に定着された行為の痕跡にはアーティストたちの呼吸が感じられます。
近年、彼らの作品は日本の戦後美術の再評価とともに国内外のコレクター、美術館により高く評価され蒐集が進んでいます。今回は50~60年代初頭にかけてのアンフォルメル全盛期といえる時代の作品を中心に展示し、サンパウロビエンナーレへの出品作などにもご注目頂きたいです。
重要な芸術運動を第一線で牽引したアーティストたちの作品群をぜひご高覧頂きたく、皆様のご来場をお待ち申し上げております。
詳細はExhibitionページをご覧ください。